2017/11/19

水作 スペースパワーフィットプラス Sレビュー

水中ポンプ式のコーナーフィルターです。



パッケージや説明書の文字は、画像をクリックして拡大すれば大体読めると思います。


お値段はこんな感じ。



よく似ている製品として、GEXのF1がありますよね。



正直、単体で見るならどっちでもいい気がしますね( ̄▽ ̄;)

Youtubeとかでよく見かけるのはF1なのですが、今回は「水作のビーシュリンプ飼育セット」を静かにさせる狙いで付属のスペースエアフィットと交換するのでこちらを買いました。

(水作の底面式フィルターと直結させる必要があるので。)

少しだけ見比べると、スペースパワーフィットプラス Sの良い点は・・・

・稚魚や稚エビを吸い込まないようにするカバーを付けられる

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・コケカットろ材などのオプション品が充実、好みのろ材と入れ替える事もできる





あたりでしょうか。

(実はF1にもコケを抑制するろ材が別売りされています。


ただし、古代魚(アロワナ、ナマズ等)、甲殻類(エビ、カニ等)の飼育水槽には使用できないと明記されています。

水作は問い合わせましたが、エビや貝が居る水槽にも使えるとの事です。

コケに悩んでいる人は対策としてエビや貝の導入をしている場合も多いと思うし、エビ水槽でもコケは発生しているので・・・。)


一長一短な点では、若干消費電力が少ないので発熱量は少ないけど流量も少ない事でしょうかね。

スペースパワーフィットプラス S・・・消費電力:2W、吐出量:2.5~3.0L(分)

F1・・・定格消費電力(50/60Hz):4.3W/3.2W、流出量(50/60Hz):3.1L/3.5L


デメリット的な所をいうと、

・ディフューザーは別売り、底面式フィルターと直結する為の部品は入っていない(F1は付属)



↑底面式フィルターと水中ポンプのみを接続する為の部品は、水中ポンプ単体の物にしか付属していない。

・F1の方がサードパーティー製のパーツが充実





ディフューザーはともかく、テトラのブリラントフィルターと直結する為の部品は気になります( ̄▽ ̄;)





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まぁ、一概にどちらがいいとは言えないのかもしれませんね。


それはそれとして写真とか貼りつつ気になった事を書いていきます。

お魚の飼育用に立てて置いたり、


テラリウムやカメの飼育用に横に置いて水位の引く状態でも使えます。


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追記:カメ用のタートルフィルタープラス Sもあるようです。

パイプが少し違うのと、ろ材がゼオライトです。

それ以外は価格差もほぼ無いし、ほぼ同じ物のような気がします。

ゼオライトはカルシウムを吸着してしまうそうなので、シュリンプ系には不向きかも?

お魚の飼育であれば、活性炭かゼオライトかで選んでもいいかも?

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スペースエアフィット Sと比べて、水中ポンプ部分が大きいみたいですね( ̄▽ ̄;)

ビーシュリンプ飼育セットは底面式フィルターと直結する都合で高さの低いスペースエアフィット Sとの組み合わせだったのかもしれないですね。


シャワーパイプも含めた横幅については、同じ水槽のメダカ用の飼育セットではスペースパワーフィットプラス Sがセットになっている事を考えても大丈夫ですね。




エアレーションが必要かどうかはアクアリストの中でも意見が分かれそうな気がしますが、今時は気泡よりも水面から溶け込む酸素が殆どだから水が循環していればどっちでもいいみたいな話が主流な気がします。

金魚とか酸素を大量に消費するクセに、エアレーションすると「エア食い」からの転覆病で・・・みたいな話もありますし。


下のリンク先は比較実験などもしていて興味深いので、時間のある方は見てみて下さい。

エアレーション・気泡と溶存酸素の関係
https://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n62131

この記事を書いているぴ~すけさんの他の記事も面白いので是非。

ぴ~すけさんのMy知恵袋
https://chiebukuro.yahoo.co.jp/my/myspace_note.php?writer=piysuke01&flg=1&sort=3


エアレーションが必要かどうかはぐぐると他にも色々と出てくると思います。

あと、気泡を入れたいなら後からディフューザーを買って付ける事もできますし、その方が気泡が細かくて良さそうな気もします。




水が出る所の外径は約13mmみたいです。


水が出る所の内径というか、そこに接続する為の部品の外径は約10mmみたいです。


流量を調節するツマミです。


掃除する為に外せるようになっているのですが、水の出口をどの程度塞ぐか?っていうのを調整しているみたいです。


隙間に小さい魚などが入らないようにする為のスポンジをセットする部分です。(溝があるのはプラスの改良点?)

スペースエアフィットの経験で言うと横からエビが入るので、スポンジがあると逆に脱出不能?になる気がするので使いません。


キスゴムの裏にあるこのツメを外せばポンプ部分を分解できるのかな・・・やりませんが( ̄▽ ̄;)


ろ材が入る部分はパカッと開かないんですね。(プラスの改良点?)


活性炭とウールマット的なろ材です。


ここの詰めを押せばフタを外してろ材の中身を入れ替える事ができます。(中身をブチ撒きそうなのでやりませんが)


底面式フィルターと接続する部分のスポンジがくりぬかれてます。スペースエアフィットはスポンジを外す仕様だったのに。(プラスの改良点?)


そんな感じですかねー。


1 件のコメント:

  1. めちゃめちゃためになりました。ありがとうございました。

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